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富岡市へのご意見・ご要望

財政事情について

登録日:2007年7月26日

相談内容:

 広報とみおか6月号、14ページの件で質問します。歳入のうち、地方交付税というのは国からくるお金ですが、これは後で国に返さなくてもよいお金ですか、心配です。
 歳入のうち、民生費とはどういう内容のお金ですか。市債が市民1人当たり53万円というのは本当ですか。ある本に、夕張市が破綻第1号で、富岡市は19位にランクされていました。心配です。
 歳入が171億、歳出が161億とすると10億はプラスとして繰り越されるとみてよいのでしょうか。広報紙5月号、11ページの19年度の予算案で、繰越金6億2,408万円はこのことでしょうか。どうやって出した金額でしょうか。
 一般家庭では、100万円持っていて、給料が20万円入ると120万円になり、100万円持っていて、20万円使えば、80万円になります。こうやって、入金と出金を繰り返して生活していきます。市債(長期借入金)残高は、どこに記載されるのでしょうか。
 一般の人は、まず借金から抜け出そうと努力します。富岡市の財政を見る限り、負の材料ばかりのようで心配です。どのようにして市債を減らそうとしているのか全く分かりません。一般人にはっきり理解できるように公表してください。誰も驚きはしません。もうガッカリは通り過ぎています。負債をはっきりさせてください。そして1円でも早く返済しましょう。富岡市が住み良い市であるよう、皆願っています。
 本当に良い市は、歳出を80%の力で見直し、歳入(税金)は20%の力でどうにかするはずです。

回答:

 日頃から本市行政につきまして、ご理解ご協力いただきありがとうございます。
 さて、お問い合わせにつきまして、順に説明させていただきます。
1 地方交付税について
 地方公共団体が、住民福祉の向上のために自主的に仕事を行うには、その裏付けとなる財源が必要となります。地方公共団体の行政事務の分量は増える一方となっていますが、財政力の如何に関わらず、必要最小限の行政水準は、どの地方公共団体でも確保されていなければなりません。そこで、国民が負担する租税を国と地方公共団体のそれぞれの財政状況によって配分することにより、地方の財源確保を行おうとするものが地方交付税であり、原則として国に返す必要のない、使い道の限定されていない税であります。
2 民生費について
 歳出で一番のウェイトを占めているのが民生費(歳出全体の27.4パーセント)で住民が一定水準の生活と安定した社会生活を保障するのに必要な経費であり、主に、福祉サービスに要する経費であります。その主な内容は社会福祉費(老人、障害者等)、児童福祉費(子供の医療費、保育所措置費等)、生活保護費等が計上されています。近年、少子化対策、子育て支援、介護関連など国の重要な施策と密接に関係している部分でもあるため、地方の負担も大きくなってきています。
3 市債市民1人あたり53万円は?
 記載のとおり、一般会計と特別会計(特定の目的を持って設けられた会計、たとえばガス事業、水道事業、農業集落排水事業等10会計)を合わせた借金残額です。
 各家庭でたとえると、家の建設資金の一部を金融機関から20年ローンで借り入れるというものです。しかし、市債の場合には、単年度で大きな借金をして、その限られた年度だけ市民が大きな負担するのではなく、学校や美術館などのように30年、40年かけて使用する間に受益者が世代を引き続いて返済してゆくという性格のものになります。ちなみに、一般会計の市債市民1人あたりの額は、6月号に記載のとおり、約31万円で隣の安中市は約37万円3千円となっています。
 また、2月号に記載のとおり、財政の健全化に向けて借入額は極力抑えてきていますので年々減少してきています。また、記事の下段の市有財産の状況では、市民1人あたりに計算してみますと約20万6千円の資産がある計算となります。
4 10億はプラスとして繰り越し?
 歳入総額から歳出総額を引いた剰余金は、その1/2を下らない金額以上が法律によって積み立てか、地方債の繰り上げ償還に充てられることが決められており、その残りが繰越金となります。
5 繰入金6億2,408万はどうして出た?
 繰入金の内容は、財政調整基金ほか5つの基金(家庭で言うと貯金です。)からの繰り入れで、基金として積み立てている中から19年度予算の歳出に合わせて取り崩したものです。
 詳細は平成19年度予算書の中に記載してありますので、後ほどご覧ください。予算書は市のホームページ(各課のページ→財政課→平成19年度予算)で公開しているほか、各地区公民館や市役所富岡庁舎受付のところでもご覧いただけます。また、ご要望があれば説明をさせていただきます。
6 市債残高はどこに記載される?
 市債残高につきましては、平成19年度予算書では290、291pに記載されています。歳出の中では本年の市債償還分が「公債費」として記載してあります。これは民生費、総務費、教育費に続いて、4番目にウェイトを占める位置づけとなっております。
 なお、予算説明会では市債残高の推移を見る中で、今年度末予定で158億円になる見込みと説明させていただいております。
7 どのように市債を減らそうとしているか?
 前述のように、主に新規公共事業を極力抑える中で市債の増加を抑える方針でありますが、併せて行政改革大綱の実施プランである集中改革プランの実行で、まず歳入を確保し、(市税の徴収率のアップ、有料広告の掲載、遊休公有地の利活用などの施策を実施)歳出面では(報酬、補助金等の見直し、各種経常経費の徹底的見直し、職員数の削減など)経費節減を徹底し、財政の健全化を図ってゆく予定です。
 市では、財政状況を市民の皆様に広く知っていただくため、本年2月の「広報とみおか」で特集を組んだほか、平成19年度予算説明会を3月末から4月初旬にかけて各地区公民館11カ所で開催したところです。今後とも継続して市民の皆様に財政状況をお伝えし、ご意見を伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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お問い合わせ: 総務部 秘書課 TEL: 0274-62-1511(代) FAX: 0274-62-0357

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