【国指定重要文化財】旧茂木家住宅と宮崎公園

宮崎公園
明治20年(1879)宮崎の富豪 鈴木城作氏が、庭師の「庭鶴」に依頼し、主にツツジとモミジを中心に、各種銘木を収集植樹し、巨石の配置がなされ、現在の庭園の基礎を造りました。
その後、昭和30年に富岡市に移管され、現在に至っています。総面積10,674平方メートル(3,229坪)全園にわたる地形の起伏や南面の断崖など変化に富む園内に、当時植えられた樹齢百数十年を超すものを含むツツジ、サクラ等の開花期は絶景で、現在なお往事の名残を止めています。
園内には「しののめ堂」と呼ばれる六角堂があり、句会や茶会などが催され、文化活動の拠点として多くの市民に利用されています。
旧茂木家住宅
昭和45年、国の重要文化財に指定され、昭和52年に宮崎公園に移設、保存修理のうえ一般に公開されました。
桁行15.152m、梁間7.576mの規模で、切妻造りの板葺石置屋根の民家であり、特徴は、板葺屋根であること、古代の堀立柱建物に通じる小屋組みで棟持柱が屋根まで達していること、梁等の横材は曲がりくねった細いものであること、さらに、柱材は手斧で多角形に仕上げられていること等があげられます。特に柱材の組み方は雄大で力強く中世の特徴を残しています。
柱材に残された後世の墨書には戦国時代の大永7年(1527)の建築と記され、この所有者であった茂木家の先祖が、戦国時代に神農原にあった大山城の城主であったという古文書も伝えられています。さらに、この建物がもとあった神農原の茂木義夫氏宅の周囲には現在も土累の跡が確認できます。
このようなことから、この茂木家住宅は大永7年に建築されたものと考えられ、現在残されている民家の中では我が国で最古のものです。

(左)樹齢100年を超えるツツジが咲く宮崎公園
(右)宮崎公園の一角にある旧茂木家住宅は日本最古の戦国時代の板葺民家。美しい和風庭園の趣があって、散策コースとしても人気。
開館時間
午前10:00~午後4:00(入館は午後3:30まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12/28~1/3)
入館料
個人
大人:100円
中学生以下:無料
20名以上の団体割引
大人:60円
中学生以下:無料
所在地
〒370-2453 富岡市宮崎 329 Tel: 0274-63-0317
お問い合わせ: 経済産業部 商業観光課 Tel: 0274-62-1511(代)
e-mail: kankou@city.tomioka.lg.jp
