障害に関するシンボルマーク
更新日:2020年6月23日
私たちの身の回りには、様々なマーク(サイン)があります。表示されているマークには、それぞれ意味があり、国際的に定められたものや各障害者団体が独自に提唱しているものもあります。
身体障害者標識・聴覚障害者標識
身体障害者標識(左のマーク)は、肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている方が、普通自動車を運転する場合に、表示するものです。また、聴覚障害者標識(右のマーク)は、一定程度の聴覚障害のあること理由に免許に条件を付されている方が、自動車を運転する場合に表示するものです。いずれも道路交通法で定められており、これらのマークをつけた自動車に対する幅寄せや割り込みは禁止されています。
【関係機関等:公益財団法人群馬県交通安全協】
障害者のための国際シンボルマーク
このマークは障害者が利用できる建物、施設であることを明確に現すための世界共通のシンボルマークです。1969年に国際リハビリテーション協会の総会で採択されたもので、国際的に認知されています。
【関係機関等:公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会】
盲人のための国際シンボルマーク
このマークは世界盲人連合が、1984年に採択したもので、国際的に認知されています。視覚障害者の安全やバリアフリーを考慮した建物・設備・機器などにつけられたマークで、信号機や音声案内装置、国際点字郵便物、書籍・印刷物などに、設置・添付されています。
【関係機関等:社会福祉法人日本盲人福祉委員会】
聴覚障害者の国際マーク
このマークは、世界ろう連盟が、1979年に制定したもので、国際的に認知されています。定期刊行物やポスターに使用されており、また、ろう者が通訳その他のサービスを受けられる場所でも使用されています。
【関係機関等:世界ろう連盟】
耳マーク
このマークは一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会により管理された聴覚障害者のためのシンボルマークです。聞こえない人々の存在と立場を社会一般に認知してもらい、コミュニケーションの配慮などの理解を求めていくためのシンボルマークです。聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークでもあります。
【関係機関:一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会】
ヘルプマーク
このマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としていることを知らせるためのものです。東京都が平成24年に作成したもので、平成29年7月20日にJIS Z8210(案内用図記号)に追加されました。
【関係機関等:東京都福祉保健局障害者施策推進部】
ほじょ犬マーク
このマークは、厚生労働省が作成した、身体障害者補助犬の同伴を啓発するためのものです。補助犬は「盲導犬」、「介助犬」、「聴導犬」の総称です。身体障害者補助犬法の施行により、スーパーや飲食店など一般的な施設にも補助犬が同伴できるようになりました。
【関係機関等:厚生労働省社会・援護局】
オストメイトマーク
このマークは、公益社団法人オストミー協会が独自に提唱しているもので、多目的トイレにオストメイト(人工肛門・人工膀胱造説者)のための設備があることを示しています。
【関係機関等:公益社団法人日本オストミー協会】
ハート・プラスマーク
このマークは、特定非営利活動法人ハート・プラスの会が独自に提唱しているもので、「身体内部に障害を持つ人」を表しています。身体内部(心臓、呼吸機能、じん臓、免疫機能など)に障害を持つ方は外見上わかりにくいため、このマークによって周囲からの理解を求め、内部障害者、内部疾患者が快適に暮らせる環境を整備しようとするものです。
【関係機関等:特定非営利活動法人ハート・プラスの会】
このページのお問い合わせ先
健康福祉部 福祉課
電話番号:0274-62-1511
FAX番号:0274-64-1294