本文へ移動
表示色
標準配色
ハイコントラスト
ローコントラスト
文字サイズ
標準

トップページ > くらし > 健康・医療 > 大人の健康 >高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用の一部を助成します

高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用の一部を助成します

更新日:2024年4月1日

予防接種法で定められた高齢者肺炎球菌予防接種は、主に個人予防のために行うものであることから、受けなければならないという法律上の義務はなく、個人の判断で接種を希望する人に行うものです。

お知らせ

高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種は、平成26年10月から定期接種となりました。

令和5年度までは、国が予防接種法で定めた特例措置として、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる人などを対象に実施してきましたが、この特例措置は令和5年度で終了し、令和6年度からは「接種日に65歳の人のみ」が定期接種の対象となります。

対象の人が定期接種として公費の助成を受けられるのは、65歳になってからの1年間のみに限られます。自身の判断で接種を希望する人は、必ずこの期間内に接種を受けてください。

注:接種費用助成の対象は、国の基準により、任意接種も含めてこれまでに一度も同ワクチンを接種したことのない人に限ります。通知が届いた人でも、接種歴のある人は対象外となりますので、ご承知ください。

肺炎球菌について

私たちの身の周りには、目に見えない細菌やウイルスなどが数多くいます。肺炎球菌はその中の一つです。

肺炎球菌は、健康な人の鼻や喉にもよく見つかります。体に入っても症状が出ない人が多いのですが、特に基礎疾患(心臓・呼吸器の慢性疾患、腎不全、肝機能障害、糖尿病など)がある人、体力が落ちている場合や高齢者で免疫力が弱くなっている場合に症状を引き起こします。

肺炎球菌が引き起こす主な病気

肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎など

肺炎球菌ワクチンについて

免疫の効果

1回の接種で、肺炎球菌の90種類以上の型のうちの23種類の型に対して免疫をつけることができます。この23種類の型で肺炎球菌による感染症の80%以上に対応できると言われています。

効果の期間

接種後、約3週間で免疫ができ、5年間は持続するとされています。

助成回数

生涯に1回のみです。ただし、過去に肺炎球菌ワクチン23価の接種をしたことのある人は対象になりません。

肺炎球菌予防接種費用の助成について

定期接種

対象者

  • 接種日に65歳の市民
    注:65歳の誕生日翌月(上旬頃)に予診票を郵送します。
    注:昭和33年4月2日から昭和34年4月1日生まれの人は、令和6年度に入ってからも66歳の誕生日の前日まで定期接種の対象期間です。
      手元にある予診票は捨てずにお持ちください。
  • 60歳から64歳までの心臓・腎臓・呼吸器およびヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に身体障害者手帳1級相当の障害がある市民
    注:対象者へは予診票を9月頃郵送します。

ただし、任意での接種も含め、過去に肺炎球菌ワクチン23価の接種をしたことのある人は対象になりません。

助成額

5,200円

自己負担額

2,000円(生活保護受給者は自己負担額なし。接種時に受給証明証を持参。)

接種までの流れ

  1. 指定の医療機関に予約する。
  2. 当日「記入済みの予診票」「自己負担金」「健康保険証(生活保護受給者は生活保護受給証明証)」を持参して、医療機関で接種する。

任意接種の費用助成

定期接種対象に該当しない場合でも、66歳以上の市民には助成制度があります。
ただし、過去に1度でも肺炎球菌ワクチン23価の接種をしたことのある人は対象になりません。

助成を受けて接種をするには、事前申請が必要です。身分証明書を持参して、保健センターへお越しください。

対象者

接種日に66歳以上の市民

助成額

5,200円 

自己負担額

2,000円(生活保護受給者は自己負担なし)

接種までの流れ

  1. 保健センターで、事前に肺炎球菌予防接種費用助成申請書で申請し、専用の予診票を受け取る。
    注:接種希望者の身分証明書(健康保険証、運転免許証など)を持参してください。代理人が申請する場合は、代理人の身分証明書も必要です。
  2. 指定の医療機関に予約する。
  3. 当日「記入済みの予診票」「自己負担金」「健康保険証(生活保護受給者は生活保護受給証明書)」を持参して、医療機関で接種する。

次の人は接種を避けましょう

  1. 原則として過去に肺炎球菌ワクチンを接種した人
    注:接種後5年以上経過し、医師が必要と認めた場合は接種できますが、助成の対象にはなりません。
  2. 放射線、免疫抑制剤などで治療中の人
  3. 明らかな発熱のある人(通常は37.5℃を超える場合)
  4. 重篤な急性疾患にかかっている人
  5. その他、かかりつけの医師に予防接種を受けないほうがよいと言われた人

次の人は接種前に医師にご相談ください

  1. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患などの基礎疾患のある人
  2. 過去に、予防接種で接種後2日以内に発熱や全身性発疹などのアレルギーを疑う症状がみられた人
  3. 過去に、けいれん(ひきつけ)を起こしたことがある人
  4. 過去に、免疫状態の異常を指摘されたことのある人または近親者に先天性免疫不全症の人がいる人
  5. このワクチンの成分に対して、アレルギーを起こす恐れのある人
  6. その他、心配ごとがある人

接種後は以下の点に注意してください

  1. 予防接種を受けた日は、入浴しても差し支えありません。接種部位を擦り過ぎないようにして、清潔に保ってください。
  2. いつもどおりの生活をして、激しい運動は避けてください。
  3. 予防接種をした部位が赤くなったり、腫れたり、痛んだり、軽い発熱などが起きることがあります。日常生活に差し支えるほどではなく、通常1日から2日で消失します。
  4. 注射部位の異常反応や体調の変化さらに高熱、けいれんなどの異常な症状が生じた場合には、速やかに医師の診察を受けてください。

予防接種の健康被害補償

  • 定期接種:予防接種による健康被害が生じ、厚生労働大臣が認定した場合は、定期接種の場合は国の予防接種健康被害救済制度の対象となります。
  • 任意接種:「独立行政法人医薬品医療機器総合機構」や「富岡市の健康被害救済制度(行政措置)」による救済制度の対象となる場合があります。

予防接種を受けた後、万一、具合が悪くなったら、医師に相談しましょう。診察の結果、予防接種による健康被害が疑われた場合は、保健センターにも連絡をしてください。

日頃からの肺炎予防が大切です

肺炎になるのは免疫力が低下したときで、風邪やインフルエンザから二次的に肺炎になる場合が多く見られます。日頃から感染予防に心掛けましょう。

  • 外から帰ったら、手洗い・うがいをしましょう
  • 感染症の流行時は、人混みはできるだけ避け、マスクをしましょう
  • 散歩など、適度な運動をしましょう
  • 入浴などで、体を清潔に保ちましょう
  • バランスの良い食事をしましょう
  • 室内の湿度を50%以上にし、乾燥を避けましょう

高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンQ&A(厚生労働省のページ)

このページのお問い合わせ先

健康福祉部 健康推進課(保健センター)
電話番号:0274-64-1901
FAX番号:0274-64-1969

このページに対するアンケートにお答えください。
このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?
AIチャットボットに質問する
AIチャットボットを閉じる