友好都市の紹介(深谷市)
更新日:2015年5月26日
深谷市/平成25年10月4日提携
提携の動機と目的
深谷市出身の渋沢栄一(しぶさわえいいち)、尾高惇忠(おだかじゅんちゅう)、韮塚直次郎(にらづかなおじろう)の3名が、富岡製糸場の建設および初期の経営において、大きなかかわりを持っていたことを縁として、今後、幅広い分野に渡る交流を通じ、互いの理解と連携を深めることを目的に、友好都市提携を締結しました。
渋沢栄一
大隈重信や伊藤博文の要請により官営製糸工場建設を一任される。ブリュナとの契約や尾高惇忠の登用を行った。大蔵省を辞めた後、第一国立銀行をはじめ約500社の設立に関与したほか、600以上の社会福祉事業や国際交流にも尽力。近代日本経済の父と呼ばれる。
尾高惇忠
渋沢栄一の論語の師、初代富岡製糸場長、新しい製糸工場の建設地の選定、建設資材の調達なども手掛ける。長女の勇(ゆう)は、富岡製糸場第1号の工女となった。
韮塚直次郎
尾高惇忠に請われ、富岡製糸場の主たる構築物となるレンガの製造を担当。完成後も富岡市に住み、製糸場の賄所(食堂)を担当した。
深谷市の概要
深谷市は、人口146,094人(平成25年9月1日現在)、面積138.41平方キロメートル。埼玉県北西部に位置し、東京都心から70キロメートル圏にあり、東は熊谷市に、南は嵐山町、寄居町に、西は美里町、本庄市に、北は群馬県の伊勢崎市、太田市に接しています。
北部は利根川水系の低地で、南部は秩父山地から流れ出た荒川が扇状台地を形成する平坦な地形です。
日本近代経済の父渋沢栄一をはじめ、尾高惇忠、韮塚直次郎など富岡製糸場の設立に尽力された方々の出身地であり、また、生産量日本一「深谷ねぎ」の産地としても有名な深谷市は、農商工の調和のとれた発展を続ける一方、地場産業のレンガを活かした都市景観づくりを進めています。
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