職場でつらい思いしていませんか?
更新日:2020年11月13日
我慢していませんか?それはパワハラかもしれません
職場におけるパワーハラスメントは許されません!
パワーハラスメント(パワハラ)とは・・
同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えられたり、職場環境を悪化させられる行為をいいます。
例
身体的な攻撃
- 物を投げつけられ、身体に当たった
- 蹴られたり、殴られたりした
- いきなり胸ぐらをつかまれて、説教された
精神的な攻撃
- 同僚の前で、上司から無能扱いする言葉を受けた
- 皆の前で、ささいなミスを大きな声で叱責された
- 必要以上に長時間にわたり、繰り返し執拗に叱られた
人間関係からの切り離し
- 理由もなく他の社員との接触や協力依頼を禁じられた
- 先輩・上司に挨拶しても、無視され、挨拶してくれない
- 根拠のない悪い噂を流され、会話もしてくれない
過大な要求
- 終業間際なのに、過大な仕事を毎回押しつけられる
- 1人ではできない量の仕事を押しつけられる
- 達成不可能な営業ノルマを常に与えられる
過小な要求
- 営業職なのに、倉庫の掃除を必要以上に強要される
- 事務職で採用されたのに、仕事は草むしりだけ
- 他の部署に異動させられ、仕事を何も与えられない
個の侵害
- 個人所有のスマホを勝手にのぞかれる
- 不在時に、机の中を勝手に物色される
- 休みの理由を根掘り葉掘りしつこく聞かれる
あなたの職場では、以下のような取組が、しっかりとなされていますか?
社内のパワハラ対策の取組[厚生労働省「パワーハラスメント対策導入マニュアルより」]
予防するために
- トップのメッセージの発信
- 社内ルールの決定
- アンケートによる実態把握
- 教育・研修
- 社内での周知・啓発
解決するために
- 相談窓口の設置
- 再発防止
ハラスメントを受けたとき
はっきりと意思を伝えましょう
ハラスメントは、受け流しているだけでは状況は改善されません。「やめてください」「私はイヤです」と、あなたの意思を伝えましょう。
黙って我慢していると事態をさらに悪化させてしまうことがあります。問題を解決していくことが、同じように悩んでいる他の人を救うことにもつながります。
会社の窓口に相談しましょう
ハラスメントは、個人の問題ではなく会社の問題です。会社の人事労務などの相談担当者や信頼できる上司に相談しましょう。労働組合に相談する方法もあります。社内に相談相手がいないときも、ひとりで悩まずに、労働局などの外部の機関に相談しましょう。下記ページに相談窓口を記載しています。
厚生労働省都道府県労働局「職場でつらい思いしていませんか?」パンフレットより一部抜粋
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市民生活部 市民課 市民生活係
電話番号:0274-62-8362
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