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市長所信表明(平成30年6月市議会定例会)

登録日:2018年5月31日

それでは、議長のお許しをいただきましたので、私の所信を述べさせていただきます。

私は、この度の選挙におきまして、多くの富岡市民の皆様の温かいご支援とご支持をいただき、富岡市長に就任させていただきました。本日、こうして議員皆様の前に立ち、改めて市政運営を担うこととなる、その職責の重さを感じており、身の引き締まる思いであります。
富岡市の更なる発展のために、これからの4年間、市民の皆様からの付託にしっかりお応えできるよう、全力で邁進していく覚悟でございます。

さて、富岡市が直面する急激な人口減少、そして、超高齢社会が進行する中で、持続的に発展していくためには、少子化に歯止めをかけるなど、人々の生活を支える基盤づくりに取り組むことはもとより、時々の社会情勢の変化に伴う課題やニーズをいち早く捉え、未来を見据えて、着実に対応していくことが必要不可欠であります。

市民の皆様が感じている閉塞感を打開し、全ての市民が、この富岡に「生まれ」「育ち」「学び」「働いて」、心から良かったと思える、「住みたいまちナンバーワン富岡」の実現を目指してまいります。
こうした決意のもと、今後、市長として仕事をさせていただくに当たり、取り組まなければならない「6つの公約と3つの施策」を掲げさせていただきました。

初めに、「6つの公約について」でございます。

まず、1番目は、「市民の安全安心を守り抜く取り組み」でございます。
富岡総合病院・七日市病院を、公立病院として堅持し、市民の生命を守ることが、富岡甘楽地域の拠点病院としての大きな役割であり、住民が安心できる医療体制を守り抜くことで、行政としての役割をしっかり果たしていきたいと考えております。
さらには、安心した地域医療の確保のため、富岡総合病院とかかりつけ医との連携強化も推進し、スムーズな医療体系の構築に努めてまいります。
また、公共交通体系の見直しとして、人口減少、超高齢社会の進展のなかで、公共交通の見直し、再編を行ないます。
「都市計画マスタープラン」の策定が、本年度から始まります。この策定にあわせて、地域の実情に沿った実効性のある「地域公共交通網計画」も策定していきたいと考えております。
現在、運行している乗合タクシーについては、定時定路線の見直しや、タクシー券の導入をはじめ、あらゆる方策を、地域住民、事業者、行政で話し合いながら、皆様の声を反映させたものにしていきたいと考えております。

2番目は、「道の駅整備の見直しと中心市街地整備の検証と活用」でございます。富岡製糸場や妙義山といった資源を最大限に活かし、観光客の増加につなげる施策を推進してまいります。
初めに、道の駅の見直しでございますが、これまで計画されておりましたのが、市南部の高瀬地区であります。本来、道の駅は、交通量の多い幹線道路沿いに設置されているケースが多く、計画地では、幹線道路に遠く、立地が良いとは言えません。また、入込客数や売り上げ目標等、採算ベースに合うのか、現在のところ数字的検証が明確になっていないのが現状でございます。
全国には、1,145か所の道の駅が設置されていると聞いておりますが、実質的に黒字経営の施設がどれほどあるのか、疑問でもあります。
現に、身近なところでは、「道の駅みょうぎ」についても、単体でとらえれば赤字であり、「かのさと」や「ウォーターランド」の事業経過の検証も踏まえ、将来、市民の負担となる施設は造ってはいけないという強い思いから、場所も含め見直しといった考えに至ったわけでございます。
市民の中にも地域活性化の起爆剤として、「道の駅」へ期待する声が高いのも事実でございます。これらも含めまして、一旦は白紙に戻し、採算面を念頭に、継続的に施設運営ができることを第一条件として、検討委員会等を立ち上げ、どこの場所に、どういった事業内容が最善であるかを検証し、その結果をもって事業の可否等も含め最終的な判断をしていきたいと考えております。

また、中心市街地整備の検証と活用でございますが、その一つが富岡倉庫の活用でございます。
100年以上経過したにも関わらず、しっかりとその建物が残されており、富岡の歴史を語る上で、なくてはならない倉庫群であります。全国的に見ても現存するものは少なく、貴重な産業遺産でもあり、群馬県による「世界遺産センター」の工事が、進められているところでございます。
「今ある資源を最大限に活かす」そういった観点からも、ここに来ないと体験できない、また、ここでしか味わえない非日常的な空間を提供していき、富岡倉庫、庁舎前のしるくる広場、隣接するひかり公園をあわせた、この3か所を市民の皆様の憩いの場として、また、イベント時には、市民と観光で訪れたお客様との交流の場として、活用していきたいと考えております。

3番目は、「仮称・総合福祉センターの早期設置について」でございます。子どもや高齢者が安心して集える施設として、仮称・総合福祉センターの早期設置を目指します。
現在の保健センターは、群馬県所有の施設で、建設から50年近くが経過し、耐震性の不足や老朽化の問題も認識しております。
また、本市におきましては、保健センターに限らず、多くの市所有の公共施設も同様に老朽化が進行しており、更新の時期を迎えております。人口減少の時代にあった公共施設の在り方を検討し、計画的に更新・統廃合・長寿命化など、長期的な視点をもって進めていく必要があります。
仮称・総合福祉センターの設置に当たっては、「新設による整備」、「市内公共施設の統廃合による再利用」、「耐震補強工事による延命化整備」の3点を視野に入れ、将来的に保健福祉関係施設を集約するとともに、可能であれば他の機能の併設も検討し、子育てや高齢者、障害者支援等、市民にとって利便性の高い施設の整備を早急に進めることが、市民福祉の向上に繋がるものと考えております。
市内中心部には、旧合同庁舎跡地や新富岡高校開設後の富岡東高校跡地など、群馬県所有ではありますが、利活用が可能と思われる公共施設や公共用地がありますので、これらの状況を踏まえ、検討を進めてまいります。

4番目は、「情報公開の徹底について」でございます。会議録を全面開示し、また、公共事業における契約の適正化を図ります。
地方分権の進展に伴い、地方公共団体の行政の自己決定権、自己責任が拡大されることに対応し、透明性の向上を図り、適切な情報公開を通じて、説明責任を果たしていくことが求められております。
市民の皆様の信頼なくしては、どのような政策も、必要な改革も実現することは不可能でありますので、市民の付託に応え、信頼される開かれた市政の実現を目指してまいります。
ガラス張りの市政と徹底した情報公開の実現に向けて、協働のまちづくりと市民との直接対話を推進するため、地域づくり協議会の提案の実現と市民参加の「仮称・とみおか未来会議」を開催し、対話によるコミュニケーションを重ねながら、その思いを市政に反映してまいります。

5番目は、「富岡製糸場の運営管理コストの見直しについて」でございます。
富岡製糸場の保存修理工事及び整備活用工事につきましては、引き続き国や県の財政的な支援をいただきながら、見学料の収入に合わせた事業計画を立て、市の財政負担を極力抑えてまいりたいと考えております。
今後、保存修理、整備活用工事を進めることで、展示環境の向上や、体験施設も充実していくこととなりますので、「富岡製糸場へ行けば、楽しく学ぶことができる」という情報を更に発信し、教育旅行の誘致やリピーターの確保を図り、富岡製糸場の見学者数の減少に歯止めをかける努力を一層図ってまいります。
また、周辺地域の観光資源である、貫前神社や妙義神社などの文化財や群馬サファリなどの観光施設を周遊していただき、市内での滞在時間を延ばし、消費額増加への取り組みも強化してまいります。

6番目は、「若者世代への支援充実について」でございます。保育料の軽減拡大を図るとともに、多子世帯や新規居住者、そして若い人への子育て支援の充実と様々なサポートを実行して、人口増を目指してまいります。
子ども達は、正にまちの財産であります。未来を担う子ども達のために、地域全体で育んでまいります。特に今年度からは、子育て支援コンシェルジュをこども課に置き、子育てに関する悩みや困りごとについての相談、保育所等の子育て支援情報などの提供を行なっております。
また、2年前から保健センターに、専任の母子保健コーディネーターを置き、妊娠初期からのサポートをしておりますが、さらに、今後は、子育てコンシェルジュが連携して、妊娠、出産期から各年齢に応じた切れ目のない子育て支援策や各種サービスの充実に取り組み、子育て世代包括支援センターの設置も目指し、子どもと親の健康増進及び子育ての孤立化を防ぐための事業を推進してまいります。

続きまして、「3つの施策について」でございます。

1番目は、「まちの魅力・財産のフル活用について」でございます。
現在、隔年で行われている「富岡どんとまつり」を毎年開催として、中心市街地の活性化を更に進めるとともに、人を呼び込む祭りの新企画を検討していきます。
また、群馬デスティネーションキャンペーンや、ラグビーワールドカップ、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会などの国際的なイベントも多く予定されております。
「東京からわずか100キロ圏内にある世界遺産」という地の利を最大限に活かし、国内外から富岡製糸場等へ来ていただけるよう、積極的な誘客を図ってまいりたいと考えております。

2番目は、「富岡ブランドのトップセールスについて」でございます。
地元農産物、優良企業製品をトップセールスとして、市長自ら各地へ出向き、「富岡ブランド」のPRに努めるとともに、富岡のあらゆる財産・宝を掘り起し、磨き、育み、徹底したセールスにより、地元中小企業、商店街の活性化、地域産業の更なる振興と雇用創出に努めてまいります。

3番目は、「ひときわ輝くまち富岡の実現について」でございます。
人口減少にストップをかけるために、若い世代へのサポートを充実させ、研究施設等を含めた優良企業の誘致を図り、雇用拡大を推進するとともに、在京各国大使館への積極的アプローチにより、外国人観光客の誘客にも努めてまいります。
また、子どもたちの輝く未来のために、国際化への対応推進と英語教育ナンバーワンの富岡の実現を目指し、カリキュラムの整備や指導体制の充実など、小・中学校との連携を図りながら、効果的な英語教育の在り方について、研究を進めてまいります。

以上、これら「6つの公約と3つの施策」に重点を置き、「全ての市民の目が輝く富岡づくり」を進め、健康で生き生きと暮らせる活力ある「ひときわ輝くまち富岡」の実現を目指すことが、私の使命であると考えております。

幅広い年代の皆様による、まちづくりへの参加を広げ、多彩な市民の力を市政に活かすことにより、「新しい富岡」を市民の皆様とともに、「住みたいまちナンバーワン富岡」の実現に向け、その歩みを確実に前へ進めます。若さと体力、リーダーシップを信条として、与えられた4年間を全力で走り続けてまいります。
これからの市政が円滑に推進され、所期の目的が達成できますよう、私も初心を忘れることなく、誠心誠意、市政運営に当たってまいりますので、どうか市民の皆様並びに議員の皆様のご理解ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げ、就任に当たりましての所信表明とさせていただきます。

これから始まる一日一日を、一生懸命働かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

このページのお問い合わせ先

総務部 秘書課 秘書係
電話番号:0274-62-1511
FAX番号:0274-62-0357

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