「さくらねこ無料不妊・去勢手術助成事業」を市内一部地域で実施しました
更新日:2024年5月7日
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア 団体等と連携してTNR事業を行います。 さくらねこ無料不妊手術事業とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印 として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。
実施状況
実施年度 | 実施頭数 | うち多頭飼育救済 |
---|---|---|
平成30年度 | 87匹(オス43匹・メス44匹) | 70匹 |
令和元年度 | 95匹(オス46匹・メス49匹) | 23匹 |
令和2年度 | 92匹(オス48匹・メス44匹) | 42匹 |
令和3年度 | 53匹(オス24匹・メス29匹) | 0匹 |
令和4年度 | 54匹(オス25匹・メス29匹) | 0匹 |
令和5年度 | 67匹(オス30匹・メス37匹) | 0匹 |
注:手術費用は、公益財団法人どうぶつ基金「さくらねこ無料不妊・去勢手術助成事業」の行政枠にて、全て負担していただきました。その他、手術に伴う諸費用は、地域や個人に負担をしていただきます。
公益財団法人どうぶつ基金について
公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼養方法の指導、動物愛護にかかわる思想や普及啓発を行い、地域の環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の推進に寄与することを目的とし、各種事業を行う団体です。
さくらねことは
不妊・去勢手術済みのしるしとして、手術の際に耳先をさくらの花びらの形に小さくカットした猫のことです。この耳のことを、さくら耳といいます。しるしをつけることで手術済みであることや、面倒を見ている方がいる猫であることがわかります。
市内で「さくらねこ」を見かけたら、やさしく見守ってあげてください。
「TNR先行型地域猫活動(さくらねこTNR)」とは
飼い主のいない猫をめぐり「猫の被害で困っている」、「猫を助けたい」といった相談が寄せられています。こうした、猫問題のある地域でまず先行して「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊・去勢手術を行い、さくら耳カットして、Return・Release/元の場所に戻す)を行うことで、さかりの時にうるさく鳴くさかり声や、ふん尿の臭いが激減し、さらに繁殖を防ぎ、猫問題を解決していく方法です。どうぶつ基金では、全国で約285,287匹(累計)(令和5年5月1日現在)のさくらねこTNRを行っています。もちろん、地域住民に十分に配慮し、適切に「さくらねこ」を取り扱うことが不可欠です。TNR後のさくらねこは、地域の方の餌やりや見守りが不可欠となります。
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市民生活部 環境保全課(清掃センター内)
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