飼い主のいない猫(野良猫)対策について
登録日:2020年7月14日
野良猫被害で困っている人へ
野良猫に対しては原則的に、群馬県動物愛護センターを含む公的機関による駆除や捕獲を行っていません。そのため、ご自身で野良猫対策をしていただかなくてはなりません。被害を少しでも軽減できる様に、効果があるとされている一例を紹介しますので、参考にしてください。
注:法律で猫への虐待は禁止されています(5年以下の懲役又は500万円以下の罰金)
1.餌となるものを家の周りに置かない
- 家庭ゴミを適正に管理する
- 飼い猫の餌を屋外に置いたままにしない
2.猫が好んで寄り付くような場所を作らない
- 倉庫や物置などの扉をきちんと閉め、隙間には網を張る
3.猫が敷地内に侵入しないようにする
- 市販の猫忌避剤や猫よけ用超音波発生装置などを設置する
- 砂利や尖った小石などをまく
- 柑橘類の皮、唐辛子、コーヒーかす、食用酢など猫が嫌がる臭いがするものをまく
注:猫によっては効果がないものもあります。ご了承ください。
無責任な餌やりはしてはいけません
無責任に餌を与えた野良猫が、近所で糞尿をしたり、ゴミを漁ったりして迷惑に思っている人もいます。また、餌を置いたままにすれば、周辺から野良猫が集まり、さらに子猫が生まれてしまいます。望まれない命をこれ以上増やさないためにも、無責任な餌やりはやめましょう。
野良猫を可哀想だと思っていただけるのであれば、餌やりだけでなく、以下のことを行っていただくようお願いします。
1.不妊・去勢手術
これ以上不幸な野良猫が増えない様に不妊・去勢手術をしましょう。
市では、猫の不妊・去勢手術を実施した方に費用の一部を補助しています。
詳しくは「猫の不妊・去勢手術費の一部を補助します」をご覧ください。
2.餌やりと衛生管理の徹底
餌は毎日決められた場所で決められた時間に与え、それ以外の時間では餌を片付けてください。
また、猫用トイレを設置したり、こまめな清掃を心掛け、悪臭などの防止に努めましょう。
TNR活動について
市ではボランティア団体(NPO法人群馬わんにゃんネットワーク)と協力しながら、野良猫が多い地域を中心に不妊・去勢手術を含むTNR活動を行っています。TNRとは、Trap(捕獲する)、Neuter(不妊・去勢手術をする)、Return(元の場所に戻す)の頭文字をとったもので、野良猫は捕獲後、手術をしたら殺処分せず元に地域に戻します。手術済みの猫はおとなしくなり、糞尿の臭いも抑えられます。動物愛護の精神に則り一代限りの生命を全うして貰いたいので、地域住民の皆さんにはご理解とご協力をお願いします。
活動の詳細は「さくらねこ無料不妊・去勢手術助成事業を市内一部地域で実施」をご覧ください。
このページのお問い合わせ先
市民生活部 環境保全課(清掃センター内)
電話番号:0274-62-2823
FAX番号:0274-62-2339