ぼかしの作り方(生ごみ減量化対策)
更新日:2025年7月8日
ぼかしとは
市では生ごみ減量化、資源化のため、生ごみ減量化器具(コンポスト)の無償貸与(内部リンク)を行っているところですが、コンポストの使用において困ることが、腐敗臭、虫の発生、生ごみがうまく発酵しないことなどです。
ぼかしとは、米ぬかに微生物や糖類を加え、醗酵乾燥させたもので、生ごみに振りかけることで、臭いや虫の発生を抑えるとともに、発酵を促進する効果があります。
ぼかしの作り方
ぼかしにはさまざまなレシピがあり、家庭でも作ることができます。作り方の一例を掲載しますので、生ごみの減量化、資源化にご活用ください。
材料
- 米ぬか
-
ぬるま湯(35度から42度まで)
米ぬかに対して20パーセントから25パーセント程度
注:水道水は塩素を抜くために日向で2日間汲み置きするか、10分間沸騰させておく -
種菌(市販の発酵済みぼかしやヨーグルトなど)
米ぬかに対して1パーセントから2パーセント -
糖類(黒砂糖や糖蜜など)
米ぬかに対して1パーセントから2パーセント
作り方
①米ぬかを大きめの容器に入れます
写真では5升(約2.7キログラム)を使用しています。
②溶液を作ります。
種菌と糖類をぬるま湯で溶かします。
③米ぬかに溶液を入れて混ぜます
全体に空気が入るようにして混ぜてください。(30分ほど混ぜてください)
注:ダマがなくなるように手をすり合わせながら混ぜてください。
④ダマがほとんどなくなれば、ビニール袋に入れて密閉します
袋に詰めたら直射日光が当たらない場所で、冷やさないように保管しておきます。
⑤2週間から3週間くらいで、白い斑点や甘酸っぱいにおいが出てきたら、ぼかし作り成功になります
日陰に広げて乾燥させてください。
注:腐敗臭、べたつき、黒カビなどは失敗のサインです。米ぬかの追加や天日干しをしても改善しなければ廃棄してください。
ざるやブルーシートに新聞紙を敷いて乾燥させると取り扱いが楽です。
⑥乾燥したらペットボトルやビニール袋に入れて保存します
密閉して冷暗所で保管すれば最長1年間は効果が持続します。
ぼかしの使い方
- コンポストに入れた生ごみ1キログラムに対し、ぼかしを10グラムから20グラムふりかけます。洗剤用のスプーンが10グラムとされています。また、夏場や魚、肉類など分解しにくいものの時には、ぼかしを多めに入れてください。
- ふりかけ終わったら、上から押さえつけて、空気を抜き、ふたをします。
- 糠漬けのような発酵臭がすれば、成功になります。長期保存する場合は、乾燥させれば堆肥の完成です。
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