ぼかしの作り方(生ごみ減量化対策)
登録日:2020年12月24日
ぼかしとは
市では生ごみ減量化、資源化のため、生ごみ減量化器具(コンポスター)の無償貸与を行っているところですが、コンポスターの使用において困ることが、腐敗臭、虫の発生、生ごみがうまく発酵しないことなどです。
ぼかしとは、米ぬかに糖蜜や微生物を加え、醗酵乾燥させたもので、生ごみに振りかけることで、臭いや、虫の発生を抑えるとともに、発酵を促進する効果があります。
ぼかしの作り方
ぼかしは、材料を揃えていただければ、作ることができます。作り方を掲載しますので、是非、ご家庭でお作りいただき、生ごみの減量化、資源化にご協力ください。
材料
- 米ぬか 5升(約2.7kg)
- 糖蜜 30CC
- EM菌 30CC
- お湯 600CC(42℃。塩素を抜くために3日から7日ほど汲み置きしておいてください。)
作り方
- 米ぬか5升を大きめの容器に入れます。
-
溶液を作ります。
- EM菌と糖蜜を30gずつ軽量カップに入れます。
- 糖蜜を41℃から42℃に温めたお湯で、指を使ってかき混ぜます。
- 残りのお湯とEM菌を入れて混ぜれば溶液の完成です。
3. 米ぬかに溶液を入れて混ぜます。
- 全体に空気が入るようにして混ぜてください。(30分ほど混ぜてください)
注:ダマはなくなるように手をすり合わせながら混ぜてください。
4. ダマがほとんどなくなれば、ビニール袋に入れて密閉します。
袋に詰めたら直射日光が足らないところに保管しておきます。(段ボールなどの箱に入れておくとよいです。)
5. 2週間から3週間くらいで、白斑点が出てきたら、ぼかし作り成功になります。日陰に広げて乾燥させてください。
ブルーシートに新聞紙を敷いて乾燥させると取り扱いが楽です。
6. 乾燥したらペットボトルやビニール袋に入れて保存します。これで完成です。
ぼかしの使い方
- コンポスターに入れた生ごみ1kgに対し、ぼかしを10gから20gふりかけます。洗剤用のスプーンが10gとされています。また、夏場や魚、肉類など分解しにくいものの時には、ぼかしを多めに入れてください。
- ふりかけ終わったら、上から押さえつけて、空気を抜き、ふたをします。
- 糠漬けのような発酵臭がすれば、成功になります。長期保存する場合は、乾燥させれば堆肥の完成です。
ぼかし作り講習会について
市では、生ごみ減量化対策事業の一環として、ぼかし作り講習会を例年6月頃と9月頃に開催しています。開催する際は広報とみおかや市ホームページなどで掲載しますので、ご確認ください。
このページのお問い合わせ先
市民生活部 環境保全課(清掃センター内)
電話番号:0274-62-2823
FAX番号:0274-62-2339