宮崎公園のツツジ 保存管理活用計画を策定しました
登録日:2021年3月1日
宮崎公園は、明治20年(1879)この地の富豪鈴木城作氏が築庭したもので、起伏に富んだ1万㎡に及ぶ敷地には各種のツツジ類を中心に多くの樹木が収集・植栽されています。
庭園は明治30年(1897)一般に公開され、昭和30年(1955)富岡市が所有し市立公園となりました。
公園のツツジ類はオオヤマツツジ・ヤマツツジ・ミツバツツジ・レンゲツツジなどの近隣山野に自生していたとみられるツツジ類や、当時の庭木として流通した園芸ツツジであるリュウキュウツツジ・キリシマツツジ・サツキツツジなどのツツジ類で構成されています。これらは当時の植栽を留めており、江戸時代から続くツツジ園芸文化の歴史を物語っています。
富岡市教育委員会は、宮崎公園の本質的な価値や保存管理を進めていく上での課題を整理し、将来にわたりその価値を引き継ぐため、保存管理の基本方針や具体的な保存管理の方法、その体制について定めました。
ツツジは例年4月から6月にかけて美しい花々を咲かせますので、ぜひお出かけください。
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