「食品ロス」の削減にご協力ください!
登録日:2021年12月1日
食品ロスとは
食品ロスとは、本来食べられたはずなのに廃棄されてしまった食品のことです。
日本では、年間600万トン以上の食品ロスが発生しており、これは、国民1人当たりが毎日お茶碗一杯分(約130g)の食品を捨てている計算になります。(平成30年度農林水産省調べ)
食品ロスの削減の推進に関する法律
令和元年10月1日に食品ロスの削減の推進に関する法律が施行されました。この法律では、国、自治体の責務のみならず、事業者は、「その事業活動に関し、国又は地方公共団体が実施する食品ロスの削減に関する施策に協力するよう努めるとともに、食品ロスの削減について積極的に取り組むよう努めるものとする」、消費者は、「食品ロスの削減の重要性についての理解と関心を深めるとともに、食品の購入又は調理の方法を改善すること等により食品ロスの削減について自主的に取り組むよう努めるものとする」と事業者、消費者の役割も規定されています。
また、食品ロス問題については、SDGsのターゲットの1つにもなっており、2030年までに世界全体の1人当たりの食品の廃棄を半減させるとの目標が設定されています。
とりわけ多くの食料を輸入に依存している日本において、食品ロスの削減は喫緊の課題です。ご協力をお願いいたします。
食品ロス削減月間・食品ロス削減の日
食品ロス削減推進法により10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められています。この機会にぜひ食品ロス削減を心掛けてください。
食品ロスを減らすために
家庭では
- 賞味期限と消費期限を正しく理解する。
賞味期限 | 消費期限 | |
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意味 | おいしく食べることができる期限。期限を過ぎてもすぐに食べられないということではない。 | 安全に食べられる期限。期限を過ぎたら食べない方が良い。 |
表示 | 年月日(3カ月を超えるものは年月表示のものもある) | 年月日 |
例 | スナック菓子、カップ麺、チーズ、ペットボトル飲料など | 弁当、サンドウィッチ、生麺、ケーキなど |
注:賞味期限、消費期限のどちらも未開封で正しく保存した場合の期限なので、開封後はできるだけ早めに消費してください。
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生ごみの3きり運動「使いきり」「食べきり」「水切り」を心掛ける。
・計画的な買い物で食材を残さない「使いきり」
・食べきれる分量を把握して食べ残さない「食べきり」
・生ごみを出す前にひと絞りする「水きり」のご協力をお願いします。 - 生ごみについては、ごみにならないように堆肥化も検討する。
市では、生ごみ減量化を目的としてコンポスターの無償貸与(内部リンク)と生ごみ処理機の購入補助(内部リンク)を行っています。
お店では
- 外食する際には食べきれる量を注文し、食べきれない時は、量を減らせるか、又はお持ち帰りできるかお店に聞いてみる。
- 宴会の席では食べきれず捨てられる料理が多くなりがちです。全国的に「乾杯後30分は席に座って食事を楽しみ、終了前10分は席に戻って食事を食べきる」という「30・10(さんまる・いちまる)運動」が広まっています。是非実践してみてください。
事業者の方は
- 需要を考えて適当な量の食品を仕入れてください。
- 消費者にはあらかじめ食べきれる量を提供するなど、食べきり運動へのご協力や、可能な範囲で料理のお持ち帰りにご対応ください。
このページのお問い合わせ先
市民生活部 環境保全課(清掃センター内)
電話番号:0274-62-2823
FAX番号:0274-62-2339