【終了しました】規模拡大や農業分野での雇用に向けて行動計画を策定しませんか
登録日:2023年1月16日
市内では、農地の担い手である農家の高齢化・減少によって、遊休農地の増加などの問題が表面化しています。これを解決するためには、既存農家の規模拡大が有効です。
雇用・経営規模を拡大していく過程では、さまざまな投資やリスクが想定され、雇用者とのコミュニケーションなど、改善が必要なことも噴出することが想定されます。
しかし、普段の農作業が忙しく、将来的な計画をたてる時間的な余裕がないことが、なかなか一歩を踏み出すことが難しいといった状況もあります。
今後、農業分野では家族経営から雇用型の産業への転換が進むことも想定されており、今から長期的なビジョンや短期的な行動計画を策定しておく必要があります。
今回の取組の趣旨
自身もリスクをとりつつ、雇用・経営規模を拡大してきた実践者である、のらくら農場(長野県佐久穂町)の萩原さんをお招きして、失敗談をお話しいただきます。
当日は萩原さんの失敗談を聞く中で、自身の経営目標を設定し、行動計画を立てていただきます。目標・計画は具体的な販売金額を設定するものではなく、以下の質問を想定しています。
- 今の状態(家族の状況など)が何年続くのか
- 自身の体力がどれだけ維持できるのか
- 農業人生があと何年あるのか
- 残りの農業人生で何を成し遂げたいのか
- どんな農家像を目指しているか
将来的な目標と、それに向けたやることを整理することで、自身の経営を見直す貴重な機会になるかと思います。ぜひご参加ください。
こんな方の参加をお待ちしています
- 規模拡大したいけれど、家族経営から抜け出すのが難しいと考えている農家
- 以前に家族以外を雇用したが、その際に課題が残った農家
- 新たな取り組みを行いたい農家
- 農家以外で事業を行っている人
開催概要
日時
2月7日(火曜日)、午後6時30分から
場所
社会教育館(富岡市一ノ宮1465-1)
注:駐車場は富岡市社会教育館専用駐車場をご利用ください。
講師
萩原紀行さん
1971年、千葉県松戸市生まれ。
大東文化大学経済学部卒業後、東洋エクステリア株式会社(現LIXIL)に営業職として勤務。
退職後、埼玉県小川町の霧里農場に11カ月の住み込み研修を経て、1998年に長野県八千穂村(現佐久穂町)に就農。
夫婦で75aから小さく農場をはじめ、現在は常時雇用15人、約7.5haで約50品目の作物を有機栽培している。
2014年、「TED×SAKU」で『集合知の農業へ』を講演。
2022年、『野菜も人も畑で育つ-信州八ヶ岳・のらくら農場の「共創する」チーム経営』を出版開催
定員
15人(事前申し込み制)
申し込み
以下の申込専用フォーム・メール・電話のいずれかで、農林課農業振興係へ。
このページのお問い合わせ先
経済産業部 農林課
電話番号:0274-62-1511
FAX番号:0274-62-0357