「とみおか5つのゼロ」の宣言と「ゼロカーボンシティとみおか」の表明
更新日:2023年7月20日
群馬県では、災害に強く、持続可能な社会を構築し、県民の幸福度を向上させるため「2050年に向けた『ぐんま5つのゼロ』」を宣言し、県内市町村に、共に行動することを要請しました。本市はこれに賛同し、県、事業者・市民の皆様と連携を図りながら、一体となって総合的な取り組みを進めるため、令和5年1月23日に、「2050年に向けた『とみおか5つのゼロ』」を宣言しました。
また、「とみおか5つのゼロ」の宣言のひとつである、温室効果ガス排出量「ゼロ」を目指す第一歩として「ゼロカーボンシティ」の表明を併せて行いました。
「5つのゼロ」と宣言ごとの主な取り組み
宣言1 自然災害による死者「ゼロ」
富岡市の強靭化とともに、市民の防災意識を高め、自然災害による死者「ゼロ」を目指します。
- ホームページやSNSを活用した情報発信
- 自主避難計画や防災マップ等の普及活用
- 富岡市国土強靭化地域計画の推進
- 群馬県をはじめとした関係機関との連携 など
宣言2 温室効果ガス排出量「ゼロ」
日照時間の長さや豊富な森林資源など本市の恵まれた再生可能エネルギー資源を最大限に活用して温室効果ガスの排出実質「ゼロ」を目指します。
- 「ゼロカーボンシティ」の表明
- 再生可能エネルギーの導入拡大
- 電動自動車の普及・活用
- 公共施設のLED化の実施
- 森林の適正管理
- 木材の利用促進 など
宣言3 災害時の停電「ゼロ」
エネルギーの自立・分散化により、災害時にも電力供給を継続し、停電「ゼロ」を目指します。
- 蓄電池の普及促進
- 非常用電源としてのEV利用
- 災害時の電力復旧等の対応 など
宣言4 プラスチックごみ「ゼロ」
「3Rの普及と推進」「プラスチックごみの削減とリサイクルの推進」により、環境中に排出されるプラスチックごみ「ゼロ」を目指します。
- 3Rの普及と推進
- プラスチックごみの削減とリサイクルの推進
- プラスチック製容器包装等のリサイクル推進に向けたプラスチックごみのわかりやすい分別・回収方法の検討 等
宣言5 食品ロス「ゼロ」
「MOTTAINAI」(もったいない)の心で食品ロス「ゼロ」を目指します。
- こども食堂とフードバンク、フードドライブとの連携強化を図る
- 食品ロス問題の普及啓発
- ぐんまちゃんの30・10運動などの取組の促進
- ぐんまちゃんの3キリ運動の普及、家庭用生ごみ処理機購入補助等推進
- コンポストの利用促進 など
「ゼロカーボンシティ」とは
環境省が推進する温室効果ガス削減に向けた取り組みの一つで、脱炭素社会の実現に向け、2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長または地方自治体として公表した地方自治体のことになります。
宣言書等
県が発行する「グリーンボンド」への投資について
本市では、群馬県が初めて発行したグリーンボンドへの投資を決定しました。
グリーンボンドとは、地球温暖化対策など、環境分野に使い道を限って資金を調達するために発行される債券です。詳しくは群馬県ホームページをご覧ください。
本債券の発行による調達資金は、群馬県が取り組む下表の環境施策に充当される予定です。
分類 | 事業内容 |
---|---|
再生可能エネルギー | 県有施設における再生可能エネルギー設備導入 |
エネルギー効率 | 県有施設の省エネ化 |
生物自然資源及び土地利用に係る環境維持型管理 |
林道整備 尾瀬国立公園等の環境整備 |
気候変動への適応 |
河川改修やため池整備等の水害対策 土砂災害防止施設(砂防・治山等)の整備 無電柱化推進 |
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市民生活部 ゼロカーボン推進課
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