ヤングケアラー実態調査の結果報告
更新日:2025年2月3日
本市では、令和6年12月にヤングケアラーの実態を把握するために、市内小中学校に在籍している小学5年生から中学3年生までを対象としたアンケートを行いましたので、その結果を報告します。
調査概要
実施期間
令和6年12月2日(月曜日)から23日(月曜日)まで(16日間)
対象者
小学5年生から中学3年生まで 1,830人
回答数
1,687人(回答率92.1%)
実施方法
Googleフォームを利用し、無記名としました。学校で事前学習を行い、回答は選択式・記述式を併用しました。
調査結果
- お世話や介助をしている家族が「いる」と回答した割合は3.1%でした。(令和4年度は4.6%、令和5年度は2.5%)
- お世話の内容として最も多かったのは「きょうだいの身の回りの世話」で、次に食事・掃除・洗濯などの「家事」「外出の付き添い」の順でした。
- お世話の頻度は、お世話をしている児童・生徒の約7割が、週3日以上お世話をしていると回答しました。
- お世話をしているためにやりたくてもできないこととして最も多かったのは「自由時間の確保」で、次に「宿題や勉強をすること」「睡眠時間の確保」の順でした。
今後の方針
アンケートでは、ヤングケアラーの状態にあると考えられる児童・生徒は一定数いる結果となっていますが、現時点では支援が届けられていない状態にあります。
支援を届けるために、関係機関と伴に課題を整理し、その課題の解決に向けて協議・検討していきます。
このページのお問い合わせ先
健康福祉部 子育て支援課
電話番号:0274-62-1511
FAX番号:0274-62-0357