ENELL株式会社と脱炭素×防災の同時実現を目指す実証実験を行っています
更新日:2025年4月28日
マイボトルの使用による二酸化炭素排出量削減効果の検証や災害対応力の向上及び今後の機器導入の可能性検討に向けた意見収集を目的に、ENELL株式会社と連携して、空気から水をつくる機器の公共施設への設置及び防災訓練等において活用する実証実験を行っています。
なお、今回の実証実験は、ENELL株式会社が機器の費用を負担しています。
本事業は、官民共創に取り組む株式会社ソーシャル・エックスが実施する逆プロポ(企業が関心のある社会課題を提示し、それに対して自治体が課題解決のための企画やアイデアを提案するプラットフォーム)において、本市が応募したものです。
実証実験の概要
現在の設置場所
- 富岡市役所(行政棟正面入口)
- 市立図書館
- Yokowoシルクアリーナ富岡(市民体育館)
- ウイングプラザとみおか
- 富岡地域づくりセンター
注:メンテナンスなどのため、一時的に機器を使用できない場合があります。
使い方
この機器は、マイボトル専用です。
マイボトルをご持参いただくことで、どなたでも自由に、無料で給水することができます。
マイボトルを持ち歩く人が増えることで、使い捨てプラスチックの利用が減り、プラスチックごみの削減につながります。
機器の特徴
空気中の水蒸気を温度差と圧力で水に変え、フィルターと電気でろ過・殺菌して飲料水を作る機器です。災害による断水時には、電気が通っていれば雨などをろ過・殺菌して飲料水を調達することができます。
アンケートにご協力をお願いします
災害に備えた飲料水の備蓄状況や水の安全性に対する意識等に関する簡単なアンケートを実施しています。機器を設置している施設にお立ち寄の際は、ぜひアンケートにご協力ください。
実証実験の連携先
ENELL(エネル)株式会社(東京都港区南麻布2-13-12EM南麻布ビル3階)
実証期間
令和6年12月16日(月曜日)から令和7年11月28日(金曜日)まで
借入台数
5台(ENELL株式会社が機器の費用を負担)
取組内容
- 公共施設への設置
- 防災訓練での活用
- 環境教育での活用 など
見込まれる主な効果
- ボトル交換が不要であるため、プラスチックごみ及びボトルの運送にかかる二酸化炭素排出量の削減
- 市民に対するプラスチックごみ削減に向けた取り組み(マイボトルの使用など)の普及啓発及び環境配慮意識の醸成
- 災害発生等の緊急時における安全な飲料水の確保及び災害対応力の向上
実証実験開始式を行いました
日時
令和6年12月16日(月曜日)、午前11時30分から
場所
議会棟エントランスホール
内容
- 実証実験の概要説明
- 市長及び関係者挨拶
- 試飲 など
マイボトルを使うことで、こんなメリットが!
1.節約につながる
ペットボトル飲料(1本150円)を週に5本(1年で240本)購入すると、年間で約36,000円相当の出費になります。自宅で作ったお茶などをマイボトルに入れることで、飲み物代を節約することができます。
2.プラスチックごみの削減につながる
ペットボトルなどのごみがポイ捨てされると、市内の川を通じて海に流され、海洋プラスチックごみとなってしまいます。少しでも排出されるごみを減らし、地球環境を守りましょう。
このページのお問い合わせ先
市民生活部 ゼロカーボン推進課
電話番号:0274-62-1511
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