【経営改善実践スクール】第4回先進農業者講演会「ナカスジファーム 中筋秀樹様からのご講演」
登録日:2024年12月18日
令和6年度経営改善実践スクールの第4回目の講座は、大阪府富田林市にてナカスジファームを経営している中筋秀樹さんをお迎えし、「これまでの経営改善のあゆみと農業塾を通じた農業者同士の連携」をテーマに自身の体験談や、農業者コミュニティの形成などについてご講演いただきました。
講演の内容を踏まえ、受講者が自身の農業経営にどう活かせるかを考えるグループワークも併せて実施しました。

概要
- 令和6年12月18日(水曜日)、午後4時30分から7時30分まで
- 参加者:経営改善実践スクール受講生9人、講演会聴講者約20人
講師
ナカスジファーム 中筋秀樹さん
大阪府立農芸高校、大阪府立農業大学校を卒業後、20歳で親元就農。なす、きゅうりの大規模生産を始め、年間約30種類の野菜を生産。『農』を志す我々が農業のあるべき姿を創造する!という経営理念を掲げ、「これからの農業」を日々模索。2020年4月にはJGAP認証を取得。自身の農業経営以外にも、地域農業の維持・発展に向けた貢献意欲を強く持ち、「富田林市の農業を創造する会」の発起人の一人として新規就農希望者の育成に力を入れている。
講演内容
- 農園の紹介、スタッフ構成
- これまでのあゆみ、事業承継時のご経験
- 具体的な改善事例(現場、人事労務関連、経営理念の策定など)
- 地域農家で連携する経験、農業塾の立ち上げ
- 組織の在り方の変移
- コアメンバーを中心とした改善活動のご経験
受講生からの感想
- 自分の考え方が支配型リーダーシップになっていると気がつくことができた。
- 働く人の強みなど引き出していけたらと思った。
- 経営理念の言語化と判断基準にすることが学びになった。
- 性別に関係なく働いてくれる人の環境を整えることが大事。
振り返り
- 中筋さんが親からの承継でご苦労された立場でもあったため、受講生から親との関係、承継に関連した質問があった。
- 承継について、少し先輩の立場からのアドバイスは受講生に響いている模様だった。
- 組織運営に関する質問も出ており、家族も含めてどういう組織にしていきたいかなど、少し目線をあげられる機会になっていた。
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